(写真のトルソーは婦人Mサイズのものです)
旧TALKでも云ってた話ですが、モリガンさんをイメージしたニットと並んで「いつかは」と思ってたのが、NY編遼さんの私服をイメージしたニットです。
遼さんの場合、ごくシンプルにカジュアルなレイヤード(ロンTとTシャツの重ね着)で、Tシャツのプリントに特徴があるだけだから、モリガンさんと違い「コスプレとワードローブのスレスレ」でディテール探るって必要は無いので、作れるときが来たらいつでも作れる、と思ってたんですけどね。→「知ってる人が見ればそうでしかない」ものが出来る筈だけども、形がシンプルな分、元々そんなコスプレっぽさが前面に出ることもない筈、っていう…。
が、具体的にアイデア整理してたら、ただ長袖のセーターと半袖のセーターの製図すりゃあいいってもんでもない気がしてきましてね。
>手に入りやすい並太糸で単にセーター2枚編んで重ねるってなると、「どんだけ寒いんだよ」「その割に(単品で見た時に)毛糸で半袖ってなんだよ」ってちぐはぐ感があるなぁ>ってか静電気も物凄そうだよなあ。>じゃあ、綿糸(夏糸)でサマーセーターに?>結局「(夏なら)暑くないのかよ」「(冬に着てたら)寒くないのかよ」ってちぐはぐだなぁ;……
プリントもそうだけど、レイヤードであるのが、NY編遼さんのディテールで重要なとこでもあるので、それをニットでどう表現しようかと、悩ましくなり…。
1枚のニットでレイヤードに見えるものを作る、ってのも今んとこ頭にはあって、機会があればやってみるかなと思ってますけど、第一候補として常に考えてたのは、「インナー側の長袖は細い糸でハイゲージのシンプルニット」「プリント入るオーバー側は太めの意匠糸を地にした、半袖というよりフレンチスリーブか、いっそベスト」って形でした。オーバー側をデザイン性高い意匠糸にすれば、純毛のストレートヤーンが持ってる「防寒」ぽさが薄れて「冬物のおしゃれ着」(実際におしゃれかどうかは兎も角・笑)として、重ね着した時の違和感薄れるかな、と思って。
んで、そのアイデアだけ長らく温めてたところ、モリさんイメージのニットの方で書いたように、伯母から中細糸を大量に貰えたという僥倖がありまして。オーバー側も、以前買ってた極太~超極太系統ループヤーンがそれなりに残ってたので「よし、取りあえず作ってみよう!」ってんで手を付けた訳です。
それで出来たのがコレ……って、「どこがNY編の遼さんなんだ」ですよね(苦笑)。 もう一つのディテールであるTシャツのプリントを描くための、オーバー側の意匠糸とゲージ合う糸が生憎無かったもんで……;
そんなこんなで、タイトルも「をイメージしたニット」じゃなく、あくまで「から発想した」止まりになっとります。
とはいえ、「遼さんから発想した」要素は残したく、鎧紋の四つ菱イメージしたダイヤ柄をあしらってはみました^_^;>これもあくまで「イメージした」止まりですけどねぇ; 遼さんの鎧紋の四つ菱って、実は曲線で出来てますよね。あれをニットの解像度で図案にするの、中細でも結構難儀ですわ。
お料理っぽいタイトル付けるとしたら、「3種のダイヤ柄の盛り合わせ~ニューヨークのシャボン玉風」とでも云いましょうか(笑)。>あ、写真じゃ分かりませんけども、袖は、身頃の2色編み込みを表目裏目にしたガーンジー風模様になってるんです。それで3種。
実際に自分が着ることを考えたら、遼さんの着丈に合わせると、如何にもオバさんがスモック着てるような仕上がりになりそうだったんで、ショートさせました。(そうじゃなけりゃ、モリさんの方と同様、ワンピ丈くらいまで延ばしてたろうけど、それにはちょっとオーバー側の糸が足りなかった)
それと、フツーにオーソドックスなセーターの形で作るのも芸が無いというか、源がストンとしたTシャツでもあるし、裾や袖口・襟にリブを入れたくなかったので、オーバー側は作り目から編みっぱなし、インナー側の縁はガーター編みにしました(襟と裾はメリヤスでクルンとさせることも考えてたんだけど、袖口はそれを避けたかったんで…。何と云うか「要素が重なりすぎ」でバランス取れない気がして、袖の方に合わせた)。
ちなみに、
これは背面ですが(つってもこのセーター、前後無いんですけどね)。
もう自分しか着ないのが分かってる物を、編んでみたくて編む時って、「遊ぶ」傾向がありまして。編み込み2色のうち1色(※)をボーダーにしてるのに加えて、前後で色分けあべこべにしてます。
ちょっと印象違いますでしょ。間違えた訳じゃ無いんですよ(笑)。意図してやってる証拠に、ボーダーの頻度(出方)は、前後でちゃんと合わせてマス(^^ゞ
(1色をボーダーにしてるのは、遊んでるだけじゃなくて現実的に、糸の量に不安があったから、ってのもあります(^_^;)
取りあえず↑が完成したことで、長らく温めてた考えを実現は出来たものの、NY編の遼さんってんなら、やはり、あのTシャツのプリントを表現しなきゃなぁ、と不完全燃焼だったところで(↑オーバー側でゲージ揃えられる糸さえあればソレやってた訳だし…)、100均に行く機会があり。
今の100均て、可愛い意匠糸がスゲーありますね(*´∀`*) そこで、在庫がそれなりにあった「コレ」って糸をガッツリ買い溜め、「よし、やるぞ」ということで↓。
はい、「模様デカすぎ!」とのツッコミはごもっとも。
言い訳すると、もうちょっと細い糸で編むつもりで図案作って製図したんですが、いざやりかけたら、編み込みやるにはちょっと扱い難い糸だったもので…;>なので、模様だけじゃなく、出来上がった物自体も予定より大きいです。だぶっだぶ。
(だったら、糸に合わせて製図やり直しなさいよ、というツッコミもありそうですが。…それも、ごもっとも;)
このリベンジもいずれ、と考えてはいますが、まあ、シルエットが全然違うという点で、知ってる方が見ても「コスプレ」っぽさは薄れてくれそうなので、使いやすくはあるかなと(苦笑)。ナンなら、家で寒い時にちょこっと被るくらいの使い方になるかも。
で、本来なら後ろ側は真っ白でも良いんだけども、そうすると糸が足りない…。なので、後ろにも編み込みが必要。
このニットも前後が無いので、同じ模様編みを入れたら完全に「うしろまえ」を気にしなくて良いものが出来ることになるんだけども、「それじゃつまんない」…と、自分しか着ないものを作る時のアソビゴコロがここでも出て来たので、自分で図案考えることにしたです(^^ゞ
コレ、多分遼さんのR/rをデザインしてんだよね、ってことで、(↑隠し文の中で云ってますけど)ワタクシ、遼さんに関しては伸遼ではあるので、同じようなモチーフ使ってSのデザイン出来んかな…と考え、こんな感じにしてみました↓。
色もそうだけど、そもそも「ビジュアル」のセンスってのが無い自覚があるので、理屈で考えて作った図案です。元々の遼さんにある直角三角形(の辺を少しカーブさせてる形)と、円が2つ、これを必ずあしらう、ってルールにして、比較的単純・規則性のあるカーブと、平行か垂直の直線だけで作られる形(「斜線」は作らない)で、文字に見える図にする…っていう。
遼さんのオリジナルの図案を分析してる間に考えついた要素が他にもあるので(※)、これが正解とは思ってませんけども、一つ形にはなったから、まあいいか、と(^_^;
そんで、こっちのサイズに合わせたインナー側も、一応考えてはいたんですが(*)、こうなってくるとそろそろ義務感だけでやってる気がしてきたな(モチベーションがちょっと萎えてきた・他にも編みたいモノがある)、ってんで、一先ず終了(^_^;
(*)最初のダイヤ柄3種は、模様編みの代表的なものを盛り込んだ例になってるんですけど、実はもう一つ代表的な「交差」は使えてないので、 こっちのサイズに合わせた分は交差使ったダイヤ柄で行くべく、記号図は既に書いてあるのです。
↑タタム(四方山話)↑
モリさんイメージのニットと違って、コレそのもののレシピ出してもしょーがないくらいに簡単な作りなので、設計図止まりの作り方を出しておきます。
編み物をやったことない方が見ても作れるってことは無いですが、カーブが無いので、マフラー編んだことがある方が初めてセーター編む、って段階なら、(少なくともオーソドックスなセーターよりは)簡単です(^。^)
好きな糸を使って、それに合う針を選び、ゲージ決めて、段数目数は自分で割り出し、です(笑)。
とじはぎと糸始末はあるので、とじ針と鋏は必須。かぎ針は「はぎ」の方法に合わせて任意。
(あ、そうだ。ワタシ自身がKnit=棒針編みでやってるので、基本はそのつもりで読んでってください; 本当に四角だけで作るならば、かぎ針でも理屈は同じですけども)
(インナー側の身頃と同じ作り方をしても構わないのですが、実物はこの作り方してるってことで一応。より細かい部分についてはインナー側の説明見て下さい)
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図の首回り、胸囲などは、「出来上がりサイズ」で考えて下さい。体のサイズではありません。
実際にインナー側をセットで作るかどうかは兎も角、何にせよ「何かの上に着る」モノですから、ちょっと大きめに設定した方が良いデスね。(トレーナーとかの上に着るなら、袖ぐりも緩めにしとかないと脇がキツくなるし)
拡大図へのリンク要るか?ってくらいに簡単な造りです^^; 四角を2枚編んで、首出す穴と腕出す穴確保して脇と肩とじる、ってだけ。
実物は、裾から首に向かって(縦に)編んでますが、横方向(図の右から左or左から右)に編んでった2枚をとじるってすると、模様の出方が変わって面白いですヨ(編む時はボーダーで編んだ模様が、着たらストライプとして出る)。
脇や肩のとじはぎは、お好みの方法で。(完全に2枚編んでから布を縫うように半返しでとじるとか、肩は休ませておいて引き抜きはぎ・被せはぎ、とか、ご自由に)
写真の実物は完全にこの作り(2枚編みっぱなしで肩と脇とじただけ)ですが、首周りと袖ぐり・裾にゴム編み等を入れたかったら、それもまたお好みでご自由に(*´∀`*)
↑タタム(オーバー側)↑
図の、黒線で書いてある分が、↑写真の実物で編まれている形です(※)。実物では袖に斜線付けてるので、厳密には「四角が編めれば…」になってない訳で; その辺はまた後で。
(※)写真にはハッキリ写ってませんが、もっと厳密に云うと、実は仕上げ(とじる)段階で「あかーん、何かちいせぇー!」てなったので(製図時より編む手がキツくなってたぽい;)、急遽、脇と袖下にマチになるパーツを編んで繋げています; 本当はそういうことにならないのが理想なので、作り方としてはソレ省略して進めます。
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図中の黒い矢印は、編む方向です。それを踏まえて概要を云うと、
●身頃は、前後を続けて1枚編む。半分の位置で襟[頭を出す穴]を考慮する(詳細は後程)。
●袖を、身頃から目を拾って編む(図は片方しか書いてませんが対称にもう片方も編みます)。
●脇から袖下を続けてとじる。
…こういう感じ。
「四角だけ」に加えて、「とじはぎ等の仕上げ作業を可能な範囲で簡略化する=パーツの数を減らす」ってのを考えた設計図です(^^ゞ 身頃の肩はぎと袖付けが無いのは地味に効く・笑。
アウター側と同様、胸囲と袖口周りは、「出来上がりサイズ」で考えて下さい。>裄丈は、七分袖とかにしたければその丈で考えます。あと、必ずしも胸回りに限らなくても良いデス。要は「身頃に欲しい幅」なので、丈をワンピくらいまで延ばしたければヒップ基準の方が良いかもしれないし、お腹出てるのを隠したい;とかなら腹囲基準でも(^_^; >こういうブレがあるため、袖に関してサイズ測る必要があるのは「裄丈」の方で、「袖丈」とは書かずに「裄丈-胸囲÷4」って書いてます。
青色で書いてる分のサイズはお好みです(出来上がりサイズで考えるのは他と同じく)。
*2は、首回りと書いてますが、「着るときに頭が入るサイズ」が基準です。但し、実際の頭周りのサイズを基準にしてしまうと緩すぎるので(ニットは伸びますから)、ご注意。標準的な数値を云うと、大体40以上50cm前後くらい(*2の値としてはその半分)。余程体格が大きな方じゃない限り、55cmを超えると、襟回りがどうこうってんじゃなく肩が落ちやすくなると思います。(詳細は、赤線で書いてる分の解説と合わせて後程)
*3袖ぐりは、狭すぎるとキツくなるのは当然ですが、身頃の幅をどのくらいにしたか(基準を何処のサイズにしたのか)で「シルエットを作る」役割もありますから、かなり「お好み」になってきます。標準的な数値を云うと身頃の半分の位置から20cm以上25cm以下、くらい(前後合わせた*3の数値だとその倍)。20cm未満だとかなり細い印象。25cm越えてくるとたっぷり。
着丈に関しては、ワタシ自身(写真実物)は、「遼さんのディテール」っていうのがあるので、「水色含む模様編み部分はオーバー側に隠れる丈」って決めなきゃいけなかったですけど、そういう縛り無い時は、最初っからガチガチに段数決める必然性は無く、(自分が着るものであるなら)編みながら首から当てて「ここら辺で半分」みたいな決め方でも構いません。
サイズを決めたら、ゲージから目数と段数を割り出します。
この時、注意というか、忠告?しときたいこととして、
>とじ代の1目(両端で2目)は、割り出しした目数に含めない=割り出しした後で2目足す方が良い、です。糸が太くなればなるほど1目は大きくなりますから、とじ代の1目を舐めてかかると、出来上がりが小さくなっちゃいますのでね(超極太とかは、1目で1cm越えるものもあります)。
>それと、このニットの場合、前後身頃を別に編む時と違い、脇で模様編みが繋がるようにシフトさせることは出来ないので(基本的に)、より厳密に、身頃の幅の中心(正中線)から両側に向かって対称になるよう、模様の出方を考えて下さい(じゃないと、着たときに右脇にある模様と左脇の模様が著しく違う・凄く中途半端な所で突き合わさってる、みたいなことが起きます;)。
縁のリブ、実物ではガーター編みになる部分を図にハッキリ書いてませんが、これは「お好みでどうとでも」になる部分だからです(^_^;
翻って、作り目も、縁編みや裾をどうするかによって自由です。
ワタシ自身、当初は表メリヤスで縁を「クルン」とさせたかったから、この場合、丸まる範囲はシームレスにすべく別鎖の作り目にして、脇とじてから輪に編んでたかもしれないし、モリさんイメージのニットの身頃に使ってるリブ系模様は「編みっぱなし」みたいな感じにしたいのもあって設定したので、指でかける作り目からいきなり編み始めてます。
身頃のポイントは、首周り(襟周り)=頭通す穴です。
実物では、手袋の親指によく使う方法=別糸を編み込む方法を使ってます。…が、コレ、初心者の方にはまだハードルが高い方法なので、別の方法を説明しますね。;>別糸編み込みの方法を知ってる方なら、ここまでの説明もクドイくらいでしたでしょう(^0^;)
着丈分編んだら、次の1段目、(図では右の)肩の分編んだら、*2の分は伏せ目します。必要な伏せ目が終わったら、(左の)肩の分を続けて編みます(色糸の編み込み等、伏せ目の後に糸を付ける必要があるなら適宜)。次の段、伏せ目の上になる分は、必要な目数分「巻目」をします(※1)。その後は普通に編んでいきます。
これで、「頭通す穴」は出来ます(※2)。
実物では、襟回りはガーター編みにしていますが、他にもリブ(ゴム編み)等の縁編みを入れる場合は、伏せ目と巻目から必要な目数を拾って編みます。
(※1)共糸の鎖から拾う、指で掛ける作り目を別途作っておくという方法もあります。糸始末が増えるので、ワタシ的には避けたいですが、巻目の次の段編むのが嫌い・苦手、って方も居られるかもしれないし、模様編みによってやりやすさ等も変わるので、お好みで、ですね。
(※2)別糸を編み込む方法が、初心者の方にはハードル高い、ってのは事実なんですけど、「最初から穴が空く」この方法は、編んでる最中「ボヨンボヨン」して編みにくくなる、っていう難点もあります;
サイズについてもう一回云っとくと、前述の通り、「頭が入るサイズ」の方を基準にした方が良いのはそうなんですが(…ワタシも過去、何度か頭が出せないものを作ったことが…;)、かと云って、本当に「帽子のサイズ」で割り出しすると、緩くなりすぎます。実際、実はオーバー側の首周り、最初は頭サイズ÷2の割り出しにしたもんで、肩からずり落ちそうな感じになっちゃいましてね(なので1度やり直ししてる;)。ワタシ、結構怒り肩なほうなんですけど…。
だからって、ニットの伸び率まで厳密に考慮して割り出しするのは大変なので、頭の大きさや撫で肩で不安がある時は、赤線の四角側で襟回りと肩を作るようにした方が良いかも知れません。ニット帽を持っているなら、そのサイズを目安にすると良いですね。作り方は↓。
【赤線で描いてる分の首周りについて】
実物と上記の分は、所謂ボートネックってことになるんですかね? ホントのとこ、穴というか「切れ込み」って感じで、前後身頃の差が無い作りになってるんですが、ちゃんと前後に差を付けたい・首(喉)周りにもう少し余裕が欲しい・ちゃんと「肩」があった方が良い、ならば、赤線の外周が「頭回りサイズ基準」から割り出した穴、ってことになります。赤線が頭出す穴だと思ったら、図は、編み始めが前身頃、編み終わりが後ろ身頃、ってことになりますね(※3)。
赤四角の下の線位置まで編んだら、(図で云うと右)肩の分の目を必要な段数編んで、後ろ身頃に入る前に目を休ませておきます。
赤線ヨコ分の目を伏せて(図の左)肩分の目を必要な段数編みます(一旦休ませます)。
後ろ身頃に入る時の、右・左の繋ぎ方(伏せ目の上になる部分)ですが、これもやり方(というか考え方)が複数あって、
>右・左側共に必要な段数編み終わっている(裏側の偶数段も編んだ)なら、(図の)右側から編み始め、巻目で左と繋ぐ。
>右を奇数段で休ませておき、左側の偶数段を編んでいる途中で巻目して右側と繋ぐ。
>左右どっちにせよ、共糸の鎖作り目を作っておいて、拾う
…方法としてはこんな感じ。
縁編みについては、同じくゲージに従って、目と段から目を拾って輪編み、ということになるでしょうが、この四角から拾ってそのまま筒に編むとシルエットが変になりそうなので、必要に応じて減目しまショウ。
(※3)「肩」がありつつ前後身頃の差は無くて良いってことならば、赤四角をもう少し(図の)上にずらした形になります(四角の半分が*2の黒線と重なる位置にずらす)。
↑タタム(身頃の編み方)↑
先述の通り、実物は袖ぐりから袖口にかけて斜線を付けてますが、テーマが「四角を編めれば」なので、赤線四角を解説します。
解説云うても、図の通り、袖ぐりから目を拾って、真っ直ぐ好みの丈に編んで終わり、ですから、斜線を付けた時と違って、袖口が緩いというか広いというか、になる形ですね。
袖口を手首のサイズに合わせると、バルーン型というか、フェミニンな、絞った袖になります。リブ等、手首回りに合わせたサイズで目数を割り出して、減目します。(単純な数値例:袖ぐり*3が40cmで手首回りが20cmなら、全部2目1度に。模様編みによって、単純に2目1度するとキレイじゃないとき等は、3目1度と1目の繰り返しとか)
>実物無しに説明するのもなぁってんで、編み込みした2枚目のオーバー側と合わせるインナー側は、四角編んで袖口絞る形にするつもりでした。が、↑で云った通り、義務感の方が強くなってきたので(他にも編みたい物あるのにこのページ(コンテンツ)のために編むのか?っていう…)、1アイテムとして独立したものは編んでません;
このページと一緒にアップした「棚橋さんに触発されたニット(ページへリンク)」に写真出してる三枚目の袖は、減目して四角を絞るのと同じ発想で作られてます(減目が控えめなので、「絞った」感じは分かりにくいですけどね…;)。そちらで、袖に斜線を付ける方法も(クドイくらいに)解説してますんで、宜しければドゾ。
これまた隠し文章の中で先述してますが、一般的なセーターと同様、袖口側から編んで後で身頃にとじる(目と段のはぎ等)としても構いません。身頃から拾ってくこの方法だと、どんどん編み地が重くなっていきますから、特に初心者の方はゲージの乱れに繋がるかもしれませんので…。
↑タタム(袖の編み方)↑
身頃、右左の袖を編んだら、脇と袖下をとじます。身頃の裾からガーッと一気に袖口までとじちゃって良いですよ(笑) とじ方はお好みで。
適宜、襟ぐり等を編んで、糸の始末をしたら出来上がりです。
で、…ここまで書いてきて身も蓋もないですが、オーバー側をインナー側身頃と同じような作りにしても良いように、インナー側をオーバー側と同じようにしても別に構わないです。
通常のプルオーバーと同様に、身頃と袖を2枚ずつ編んで、脇と袖下をとじてから袖付け、としても一向に問題ありません(^_^;
編み物やってると、人から「器用」とか「根気がある」ように思われたり云われたりしますが、ワタシはそうでもなく、「飽きっぽいから」同じ柄の身頃2枚編むのはナンかかったるくて(今回なんか1枚しか編んでないのに前後で模様色替えてるし・苦笑)、不器用だから、多分袖付け下手だし、とじはぎや伏せ目、糸始末等、主にとじ針使う「縫い物」みたいな仕上げに入ると、ガクッとスピード落ちて他の編みたいものに気が散ったりもします。
そーいう自分の性格から出来た作りなのでコレが「正解」って訳でも無く、好きなようにしてくれて良いんです。
要は、ごく基本的な「四角」が真っ直ぐ編めればセーター(プルオーバー)は出来る、「てことは、マフラーが編めたら、セーターも出来るよ」って提案ですから(*´∀`*)
↑タタム(仕上げ)↑
↑タタム(インナー側)↑
↑タタム(作り方)↑